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M&A用語集

WORDS

後継者人材バンクとは

後継者人材バンクとは、円滑な事業承継をサポートする公的支援機関です。

少子高齢化に伴い、中小企業の経営者にとって後継者不足は重大な問題となっています。

後継者候補となる人材を育成し、そのような課題を抱える企業とマッチングさせる役割を果たしています。

後継者人材バンクの解説

事業引継ぎ支援センターに設置されています。

後継ぎを探している中小企業や個人事業主と、事業を引き継ぐ意思のある企業もしくは個人を結びつける仕組みです。

また、単にマッチングをサポートするだけに留まらず、事業承継に関する情報やアドバイスの提供、M&Aの専門家や金融機関の紹介など幅広い観点から支援を行っています。

深刻化している後継者不足による企業の廃業を食い止め、スムーズなM&Aや事業承継をサポートする目的で設立されました。

また、起業意欲があっても資金やノウハウの不足により実現に至らない人材を育成、支援する役割も担っています。

利用する際の流れ

・申し込み

申し込み書に必要事項を記入し、市役所などの連携支援機関に提出します。

・専門家との面談

申し込み後、事業引継ぎ支援センターから連絡を受け取り、面談日程を設定します。

面談では、相談や希望の内容を元にバンクへの登録を行います。

後継者を探す事業主は、ノンネームシート(M&Aの際に買い手が候補を選定するために利用する匿名の書類)を登録します。

・マッチング、条件交渉

希望条件が合致した場合は、互いの意思を確認したうえで秘密保持契約を締結します。

その後細かい条件交渉を行います。

・成約

両者が合意したら事業承継手続きに進みます。

買い手はその後も、売り手からアドバイスやサポートを受けながら、事業を継続させるノウハウを学びます。

後継者人材バンクに関する注意点

・知名度が低く案件が少ない

2018年の調査によると、2016年の時点で、事業引継ぎ支援センターを知らないと答えた事業主は77.1パーセントに上りました。

この結果から、後継者人材バンクの認知度は依然として低いということが伺えます。

また、設置されてから日が浅いこともあり、後継者人材バンクに登録している案件数はまだ少ないのです。

そのため、最適なマッチングが実現できない可能性があります。

要点のおさらい

・後継者人材バンクとは、後継者を探している事業主と、事業の引継ぎを希望する企業や個人を結びつける制度です。

・申し込みから専門家との面談、条件交渉を経て事業承継の手続きへと進むのが主な流れです。

・後継者人材バンクの知名度はまだ低く案件数も不足しているため、最適なマッチングを実現できない可能性があります。

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