交渉をはじめる前に
スピードM&Aは会社や事業を売る個人又は法人の方に加えて、M&Aの仲介を行う業者の方や金融機関の方など、会社や事業の売却をサポートする方もご利用いただけます。
スピードM&Aを利用して、交渉が行われた場合でも会社や事業の譲渡はお客様ご自身の責任において実施していただきます。
SELLER GUIDE
スピードM&Aは会社や事業を売る個人又は法人の方に加えて、M&Aの仲介を行う業者の方や金融機関の方など、会社や事業の売却をサポートする方もご利用いただけます。
スピードM&Aを利用して、交渉が行われた場合でも会社や事業の譲渡はお客様ご自身の責任において実施していただきます。
案件を投稿して、買い手からの交渉メッセージを待ちましょう。匿名で投稿できるので、特定リスクを抑えて、M&Aをはじめることができます。
多くの買い手に興味を持ってもらえるよう、案件を投稿する際は、より具体的な情報を記載してください。ビジネスモデルや事業の強みといった基本的な情報から、実際の販売経路や顧客像等の細かな情報まで詳しく記載することで、買い手から交渉メッセージが届きやすくなります。
案件を投稿する段階で、買い手からの質問を想定し、回答を準備しておくことで交渉がスムーズに進みます。多くの買い手から「売却理由」「事業の課題」「課題の解決方法」「事業の成長の可能性」に関する質問がありますので、すぐに回答ができるように必要な情報は事前に準備しておきましょう。
売却案件に興味を持った買い手から交渉メッセージが届きます。買い手からの質問に、会社や事業が特定されない範囲で事業情報を開示します。あなたからも質問をして買い手の意向を確かめ、実名情報を開示するべき相手かどうかを見極めましょう。
このとき買い手は、秘密保持に誓約をし、実名開示をして交渉を申し込んでいます。買い手の取引相手情報も確認しましょう。
※交渉ルーム内の「取引相手情報」では企業情報、担当者情報などが確認できます。
具体的な交渉に進む場合は実名開示が必要になります。交渉ルームの画面右下にある「実名開示」ボタンをクリックすると実名が開示されます。開示される情報は以下の通りです。
「実名開示」を送信すると、秘密保持の誓約に進みます。内容に同意すると、実名が開示されます。(買い手は交渉申込時に同意済みです)また誓約後は必要に応じて、オンラインNDAを締結することも可能になります。(近日提供予定)
実名開示後の交渉では、メッセージの他に電話や面談でお互いの条件を確認し、成約に向けて具体的な交渉を進めてください。
実名交渉では「買い手の経営状態と課題」「支払い能力の有無」など、様々な事項を確認し、売却に向けてしっかりと話し合いを進めましょう。
協議・交渉を経て、最終契約を締結します。
最終契約の内容は、疑問や懸念が残らないように丁寧に確認していきましょう。
最終契約を交わし、M&Aが成約した場合は、成約報告手続きを行ってください。
交渉ルーム内の「成約報告」ボタンをクリックして、スピードM&A事務局に成約を報告します。成約報告は売り手様、買い手様どちらが行っていただいても構いません。
成約報告を行った後、両者捺印済の最終契約書をご提出いただきます。交渉ルーム内の「契約書アップ」ボタンを押して、契約書をアップロードしてください。契約書はスキャンしていただくか、写真で撮っていただいても構いません。(指定の送付方法が難しい場合はご相談ください。)
最終契約書のご提出は売り手様、買い手様どちらもそれぞれ行ってください。
※ 成約日(最終契約締結日)から7営業日以内に成約報告手続きを完了されない場合、譲渡価額の10%をお支払いいただくことに加え、遅延損害金が発生致します。
成約後は、最後の仕事となる業務の引き継ぎを行います。従業員との隔たりを少なくするために、懇親会を開く場合もあります。売り手と買い手のお互いが気持ちよく過ごせるように、確実な引き継ぎを行いましょう。
スピードM&Aでは、成約まで1ヶ月〜半年程度の期間を要します。仲介会社経由の交渉や他社のプラットフォームよりも早くまとまる傾向にありますが、それでもずるずると交渉が長引かないようにスケジュールを意識して、スピーディーに対応する必要があります。
交渉に不利だからといって虚偽の記載または申告をすると相手の信用を損ない、交渉は決裂してしまいます。信用性の低下はM&Aの失敗だけでなく、訴訟などのトラブルに発展する恐れがあります。買い手との交渉には誠実な態度で臨みましょう。
買い手は、ブランド力や営業力によるM&Aのシナジー効果や、M&Aによる事業の多角化を図って、企業または事業を買収します。買い手が求めている効果を見極めて、自社の事業をM&Aすることの必要性をアピールすることで良い結果を生みだす可能性が高まります。
買い手からの問い合わせに素早く返信することで、交渉がスムーズに進むだけでなく、相手に意思の強さが伝わり、信頼も得やすくなります。そのため問い合わせに素早く返信できるよう、必要な情報や資料は事前に準備しておきましょう。
会社を売却するにあたり、最適な相手かどうかを見極めるためには、買い手に何を聞けば良いのでしょうか。
各事業や業界に応じてそれぞれ確認事項はあると思いますが、各事業共通で買い手を見極める際のポイントとして聞くべき質問を挙げてみます。