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M&A用語集

WORDS

コンプライアンスとは

コンプライアンスとは、日本語で法令遵守と訳されます。

企業においては、定められた法律や規則に則って経営を行うことを指します。

法律を守ることだけではなく、倫理観・道徳観・社会規範に従うことも含んでいます。

よく耳にするCSR(企業の社会的責任)も、コンプライアンスの一つです。

コンプライアンスの解説

2000年代に入ってから顧客の個人情報の流出や食品の産地偽装など企業の不祥事が連続して起こりました。

これを背景に、コンプライアンスが重視されるようになりました。

コンプライアンスを無視した経営は、顧客からの信頼や社会的信用を失うことに繋がり、最悪の場合は、倒産してしまうなど経営を続けられなくなる可能性もあります。

そのため、多くの企業がリスクマネジメントの一環としてコンプライアンス遵守徹底に取り組んでいます。

現代においてコンプライアンスは企業を測る一つの指標として広く浸透していると言えるのです。

コンプライアンスの違反例

コンプライアンス違反として最も多いのが、法令違反と脱税など税金関連の違反です。

2016年に金属の専門商社が仕入れの決済を翌期に回すといった不正な会計処理を行っていたことが発覚し、倒産に追い込まれた事例があります。

また、2000年に高級料亭が賞味期限切れの食品を販売していたことが明らかになり、廃業となったケースも挙げられます。

それ以外にも、2017年に起こった女性社員の過労死や2014年に起こった顧客の個人情報の流出といった事件も、企業体制に問題があったとして認識されるため、コンプライアンス違反の事例として認知されています。

コンプライアンスとCSRの違い

コンプライアンスと並んで近年良く耳にするのがCSRです。

CSRとは企業の社会的責任のことで、企業は従業員や消費者、投資家など経営の利害関係者だけではなく社会全体に対する責任を負っているという考え方です。

CSRはコンプライアンスの一つとして認識されています。

最近では、企業の経営姿勢を示すため、CSRレポートを対外向けに作成し公表する企業が増えています。

CSRの観点から優良と判断した企業に優先的に投資を行う個人投資家や投資ファンドもいるほどです。

コンプライアンスの一環としてのCSRは、企業の魅力をアピールする一つの項目だと言えるかもしれません。

要点のおさらい

・コンプライアンスは企業が法令や社会規範を守ることを指し、2000年代の企業の不祥事が相次いだことがきっかけで広まりました。

・コンプライアンスに違反すると倒産に追い込まれる可能性もあるため、現代の会社経営にとって重要な課題となっています。

・CSRは企業を取り巻く関係者のみならず社会全体に対して企業活動の持続可能性を示す企業戦略そのものと言えます。

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