オーナー経営者最近よく耳にする、M&Aキャピタルパートナーズって評判はどうなんだろう?
編集部M&Aキャピタルパートナーズは、豊富な実績と相談のしやすさを兼ね合わせた大手M&A仲介会社です。どのような特徴があるのか、詳しく解説します
M&Aキャピタルパートナーズとは
編集部M&Aキャピタルパートナーズは、東証一部上場の大手M&A仲介会社です。主に中堅・中小企業を対象としたM&A仲介業務を行っています
オーナー経営者日本で最初のM&A仲介会社、レコフを子会社化したんだよね?
編集部よくご存じですね、おっしゃる通りです。M&Aキャピタルパートナーズは、グループ会社とのシナジー効果を発揮して、さまざまなM&A案件を取り扱っています
オーナー経営者なるほど……例えばどんな特徴があるの?
編集部いくつかありますが、ここでは特筆すべき特徴を3つご紹介します
着手金が無料
ひとつめの特徴は、着手金が無料となっている点です。
M&Aキャピタルパートナーズは「すべての経営者にM&Aという選択肢を」の理念を掲げており、着手金や月額報酬、企業評価レポート作成などがすべて無料です。
より多くの経営者にM&Aに臨む機会を提供すべく、譲受企業が見つかるまで費用負担のない仕組みを整えており、料金形態でも経営理念に基づくスタンスを堅持しています。
コンサルタントによる専任担当制
ふたつめの特徴は、専門コンサルタントによる専任担当制を採用している点です。専任のコンサルタントが社外の専門チームと連携しつつ、相談から成約まで一貫して担当。こうした取り組みを通して、オーナー経営者一人ひとりの想いに寄り添ったM&A仲介を実現しています。
それでは、M&Aキャピタルパートナーズの実績や評判・手数料を詳しく見てみましょう。
M&Aキャピタルパートナーズの実績や評判
オーナー経営者一緒に伴走してくれる、まさに”M&Aのパートナー”のような仲介会社なんだね
編集部そうですね、こうした姿勢が功を奏して、同社には豊富な実績や評判が集まっていますよ
M&Aキャピタルパートナーズは2020年の9月時点で、累計735件のM&Aを成約しています。なかでも調剤薬局業界では国内No.1のM&A成約実績を誇ります。
実際にM&AキャピタルパートナーズによるM&A支援を利用された方々の感想としては、「フットワークの軽さ」「情報量の多さ」「専任コンサルタントの熱意あふれる対応」などが評価されています。
同社の事例でも、オーナー経営者と専任コンサルタントのあいだに生まれた信頼関係がカギとなって、M&Aを成功へ導いた実績が散見されます。
M&Aキャピタルパートナーズに支払う費用とは?
オーナー経営者M&A仲介会社に支払う費用ってどれくらいになるんだろう?
編集部M&A仲介会社に支払う費用は「着手金」「月額報酬」「中間報酬」「成功報酬」の4種類です。仲介会社によっては着手金や月額報酬が無料だったり、成功報酬だけが用意されていたりするので、料金形態や費用の総額にはばらつきがありますね
オーナー経営者それじゃあ、M&Aキャピタルパートナーズに支払う費用相場ってどれくらいなの?
編集部このあとに、M&Aキャピタルパートナーズの料金形態も踏まえて詳しくお答えしますね
M&Aキャピタルパートナーズの料金形態
M&Aキャピタルパートナーズの料金形態は「中間報酬」と「成功報酬」の2種類のみが用意されており、着手金や月額報酬はかかりません。
それぞれ、どのくらいの費用がかかるのか詳しく紹介します。
M&Aキャピタルパートナーズに支払う「中間報酬」の金額は?
M&Aキャピタルパートナーズの「中間報酬」は、譲受企業が決定し、基本合意や意向表明書の締結に至った段階で支払う報酬です。M&Aキャピタルパートナーズの中間報酬の額は「成功報酬の10%」と定められています。
M&Aキャピタルパートナーズに支払う「成功報酬」の金額は?
「成功報酬」は、実際にM&Aが成立した際にM&A仲介会社に対して支払います。具体的な金額はレーマン方式により算出されます。「レーマン方式」は、譲渡企業の株式譲渡対価を基準にして報酬額を算出する方法で、多くのM&A仲介会社で導入されています。
詳しい算出方法は以下のとおりです。
同社でM&Aの締結までにかかる費用は中間報酬と成功報酬のみなので、譲渡先が決まるまで、オーナー経営者は費用を負担せず、M&Aの成功に向けて集中できます。
M&Aキャピタルパートナーズは、電話やインターネットを活用して経営者と直接取引を行っているので、金融機関などに支払う中間コストが発生しません。その結果、着手金を必要としない料金形態が実現しています。
M&Aキャピタルパートナーズに依頼する流れ
オーナー経営者M&AキャピタルパートナーズにM&Aを依頼すると、どんな流れで契約の締結まで向かうんだろう?
編集部一般的なM&A仲介会社の仕組みと同じく、基本合意の締結やデューデリジェンスの実施をおこない、最終契約を締結します。ここからは、相談開始から譲渡が完了するまでの流れを詳しく解説します
具体的なプロセスは以下のとおりです。
- M&Aの検討
- 譲渡企業の企業価値を算定
- 譲受企業の選定・交渉
- M&A基本合意の締結
- 買収監査の支援
- 各種調整
- 最終契約締結
それぞれのステップごとに分けて見ていきます。
M&Aの検討
まずはM&Aに対するモチベーションや、譲受企業の候補の情報などを含めて、M&Aをおこなうべきか否か検討します。
M&Aを実施すると決めたら、秘密保持契約を交わして手続きを進めていきます。
譲渡企業の企業価値を算定
つぎに、譲渡企業のもつ価値を、具体的な金額へ落とし込むために「企業価値算定(バリュエーション)」という作業を実施します。
譲受を希望する企業へ自社の価格を提示しなければ、M&Aの交渉は先に進んでいきません。まずは自社のもつ資産や将来的な価値を算出することが大切です。ちなみにこの企業価値は、最終的な譲渡価格の基準となるので、M&A交渉の骨格となる重要なプロセスと言えます。
譲受企業の選定・交渉
企業価値を算定したら、いよいよ譲受企業の選定に移ります。
具体的には、譲受企業に対して提示する「案件概要書」をコンサルタントとオーナーが共同で作成し、譲渡企業と譲受企業の双方が希望する条件の合意形成を図ります。
このタイミングで、実際に双方の企業のトップが面談をおこない、人柄や条件、M&A後に臨むことなどを話し合って落としどころを探ります。
M&A基本合意の締結
案件概要書の内容を踏まえて、交渉によって落としどころが見つかったら、基本合意書と呼ばれる書面を締結します。基本合意書は法的拘束力をもたない書面ですが、「独占交渉権」や「秘密保持義務」などが含まれる場合は、部分的に法的拘束力をもちます。
また、この時点でM&Aキャピタルパートナーズへ中間報酬を支払います。
買収監査の支援
買収監査(デューデリジェンス)とは、譲受企業が譲渡企業の財務内容を正確に把握するためにおこなう調査です。M&Aのあとに隠れた瑕疵が見つかると、経営を進めるうえで大きなリスクを背負う可能性があります。
重要な作業ではありますが、中小企業のなかには相手企業の法務や財務に関して正確な調査をおこなうリソースやノウハウが備わっていないことも多く、デューデリジェンスが難航するケースも少なくありません。
買収監査によってリスクや瑕疵が見つかった場合、そのリスクがすぐに取り除けるものであれば取り除き、そうでない場合は売却価格を引き下げることでバランスを保ちます。譲受企業にとって、買収監査はM&Aの譲渡価格を調整する最後のタイミングと考えられます。
同社は、買収監査で生じる事務的なコストを削減し、M&Aの契約締結へスムーズに進めるよう、対象企業の事務サポートを中心に支援します。
最終契約締結
監査内容を考慮して調整をおこなったら、M&Aを実行する日付や、最終的な譲渡条件を決定します。
お金が動くタイミングについては、株式譲渡であれば株式の保有者を移転し終わったときで、譲受企業から譲渡価格が振り込まれます。M&Aキャピタルパートナーズへは、M&Aの契約が締結したあとに成功報酬を支払います。
M&Aキャピタルパートナーズはどんな方におすすめ?
オーナーM&Aキャピタルパートナーズのことがよく分かったよ。具体的にはどんな人に向いているのかな?
編集部そうですね、一言でいえば、初めてのM&Aで不安を抱えており、なるべく費用を抑えてじっくりM&Aに取り組みたい方におすすめです。ここからは、より具体的に同社の特徴に触れながら、どんな方におすすめなのかを解説します
コストを抑えてM&Aに取り組みたい方
手数料をどれだけ安く抑えられるかは、M&A仲介会社を選ぶ際にもっとも気をつけるべきポイントの1つです。M&Aキャピタルパートナーズは、着手金や月額報酬、企業評価レポートの作成費用が無料となっており、譲受企業が見つかるまで手数料が発生しないしくみが整っています。
M&Aに取り組むべきか悩んでおり、いますぐ専門家のアドバイスが欲しいオーナーの方々にとって、M&Aキャピタルパートナーズはうってつけの相談相手でしょう。
専門コンサルタントと二人三脚でM&Aに取り組みたい方
M&Aキャピタルパートナーズでは、M&Aの相談から契約まで、一人のM&Aアドバイザーが一貫して担当します。
1人の担当者が長期にわたってオーナーと協力しつつM&Aの成約を目指すので、会社のビジョンを深く理解したり、それに合わせて柔軟にM&A交渉を行ったり、といった動き方につながります。
自社の理念やM&Aに取り組む目的を理解したうえで、二人三脚で歩んでくれるM&A仲介会社を探しているオーナー様には、M&Aキャピタルパートナーズがおすすめです。
大手の金融機関やM&Aの仲介業者にM&Aアドバイザリーを依頼すると、多くは「初期段階のM&A検討」「譲渡企業の選定」「M&A成約」などの各フェーズごとに、べつの担当者が振り分けられます。
スムーズに専門性の高い説明が受けられるいっぽうで、担当者が入れ替わる際の引き継ぎが上手くいかないデメリットも生じやすくなるので、オーナーのニーズに応えきれない可能性があります。
M&Aキャピタルパートナーズ以外のサービスが向いている方
オーナー経営者M&Aキャピタルパートナーズは、コストを抑えつつじっくりM&Aに取り組みたい方が利用すると、満足のいくM&Aにつながりやすいんだね。よくわかったよ
編集部そうですね。その一方で、仲介会社という分類になるので必要なコストはかかってしまいます。もっとコストを抑えたい中小企業のオーナー様や、3ヶ月などのスパンで譲渡を検討している方には、向かない可能性もあります
オーナー経営者そういった経営者はM&Aキャピタルパートナーズ以外を検討した方が、満足のいくM&Aにつながりやすい、ということ?
編集部おっしゃる通りです。ここからは、具体的にどのような方におすすめしにくいのか詳しく解説します
M&Aにコストをかけたくない方
仲介会社を利用すると、かならず手数料を支払わなければなりません。手数料の金額はまちまちですが、なるべくコストを抑えたい方には「M&Aマッチングプラットフォーム」の活用をおすすめします。
M&Aマッチングプラットフォームの多くは、譲受企業から手数料をとるモデルを提供しているので、余計なコストをかけずにM&Aを締結させられるのです。
仲介会社が仲立ちしてくれるわけではないので、譲渡企業は譲渡希望額や売上の規模などを掲載して、申し込みが来るのを待つ形になります。言い換えれば、譲受企業のオーナー経営者が直接興味を示した場合にだけ連絡が来るので、M&Aへのモチベーションが高い企業とすぐにやりとりを進められます。
交渉を自分で進めたい方
M&Aのサポートを仲介会社に依頼すると、相手企業との交渉は、トップ面談を除いたほとんどを仲介会社が行います。とくに譲渡希望価格の交渉はセンシティブな内容なので、初めてM&Aに臨むのであれば、仲介会社に委託したほうがトラブルになりにくく、やりとりもスムーズに進められるでしょう。
しかし、これらの交渉を自分の責任で進めたいという経営者の方も少なくありません。M&Aの経験があったり、交渉に慣れていたりする方であれば、仲介会社に依頼せずに自分で契約まで進められるので、丁寧にサポートしてくれる仲介会社に依頼すると、かえって歯がゆい思いをする可能性があります。
こうした方は、M&Aマッチングプラットフォームを活用してマッチング相手を見つけたほうが交渉をすべて自分で進められるので、満足のいくM&Aにつながりやすいと言えます。
スピーディなマッチングを実現したい方
M&Aキャピタルパートナーズは仲介会社のなかでも対応がスピーディと言えますが、相手企業とのやり取りや意向の表明をするたびに仲介会社を経由するので、どうしても直接のやりとりに比べて契約までのスピードが遅くなります。
とくにスピーディにM&A契約を締結したい方は、案件の進行がすばやいM&Aキャピタルパートナーズであっても、契約締結までの期間に不満を抱いてしまう可能性があります。
具体的には、3ヶ月程度でM&A契約の締結まで進めたい方は、M&AキャピタルパートナーズよりもM&Aマッチングプラットフォームなどを活用したほうがよいでしょう。
低コスト・スピーディ・サポートの三拍子が揃ったM&A仲介会社
本記事ではM&Aキャピタルパートナーズの概要をご紹介したうえで、実際にM&AキャピタルパートナーズにM&A仲介を依頼した際の流れやM&Aキャピタルパートナーズに依頼するメリットを解説しました。
専任担当制で、オーナー経営者に伴走しながら理想的なM&Aの実現をめざすM&Aキャピタルパートナーズ。丁寧なサポートを受けながら、じっくりとM&Aに取り組みたい方にはおすすめのM&A仲介会社です。
いっぽうで、かえってM&Aキャピタルパートナーズに依頼しないほうが満足のいくM&Aを実現できる方もいらっしゃいます。「なるべく手数料を抑えたい」「スピーディなM&Aを実現したい」「必要なサポートだけを提供してほしい」こういった希望を抱いている方は、M&A仲介会社が運営しているM&Aマッチングプラットフォームを利用すると良いでしょう。
弊社の運営するM&Aマッチングプラットフォーム「スピードM&A」では、譲渡企業は完全無料でM&Aができるほか、適切なサポートも提供しています。
M&Aマッチングプラットフォームの運営のみならず、M&Aの仲介会社としても豊富な実績を持っておりますので「ハイブリッド型M&A」で、M&Aに臨む企業様を支援させていただきます。プラットフォーム「スピードM&A」では、スモールビジネスから中堅企業様のM&Aまで幅広く取り扱っておりますので、M&Aについてお悩みの方は、まず一度ご相談ください。
>>M&Aの無料相談はこちら
M&A仲介会社を選択する前に、まずは本記事を機に、自社がM&A仲介会社に求めるサービスはなんなのか、問い直してみることをおすすめします。
「日本経営研究所」は、
M&Aの総合支援を行う企業です
「プラットフォーム」✕「仲介」の
2つのサービスで、
あなたに最適なM&Aが見つかります
-
1.国内最大級の提携事業者数
-
2.安心の成功報酬型の料金設定
売り手様も買い手様も目的に沿った支援を行います
M&Aをお考えの方は、
どうぞお気軽にお問い合わせください【秘密厳守】